頑張ってSEO対策をしても、自分のホームページが検索エンジンに上位表示されない場合は、以下の二つの理由が考えられます。
〔1〕SEO対策のやり方が間違っている。
〔2〕ライバルが多いため上位表示されない。
〔1〕の場合は、やり方を改善すれば良いだけですが、〔2〕の場合は、ライバルが多いと、いくら良いコンテンツのサイトを作成して被リンクを集めても、なかなか順位が上がりません。
私の場合、上位表示ができないキーワードは、最初から狙わず、上位表示ができそうなキーワードを選んでSEO対策をしていくように心がけています。
これは、魚釣りのようなものですが、魚釣りの場合、まず、何よりも「魚のいる場所」を見つけることの方が大事です。(なぜなら、魚のいない場所では、魚が釣れないからです。)
次に、「ライバルが多いか?」と言う調査が必要になりますが、ここでライバルがいない状態であれば、「入れ食い」状態になります。
もちろん、釣りの技術も必要ですが、少なくとも需要があり、ライバルが少ないと言うのは、商売・ビジネスを行う上で、とても大事なことです。
SEO対策は、学校の試験で例えると、まず、簡単なところから解いていくような感じですが、上位に表示されているキーワードの数より質の方が大事です。
マーケティング用語では、需要が多く、ライバルが少ない状況を「ブルーオーシャン」と言いますが、反対に、需要が多く、ライバルが多い状態を「レッドオーシャン」と言います。
これは、実践してみないとわかりませんが、月間検索数の多いキーワードで上位表示されても売上げに繋がらない場合もあります。
コツは、アクション言葉(○○対策や○○相談など)を選ぶことですが、キーワード選定とサイトコンテンツ力が上手く連動してこそ良い結果が期待できます。
いろいろなホームページのSEO対策を行うと、「SEOって恋愛と同じ」ように感じることがありますが、「恋愛」というのは、相手の気持ちを考えることが大事です。
女性にモテる男性は、女性を喜ばすことが上手な人だと思います。
SEO対策とは、検索エンジンに上位表示させることですが、その向こうには「人」がいます。
ですから、ユーザーにとって必要なサイトを作成することが大事です。
また、見やすいレイアウト、わかりやすい説明などを重視して作成することも大事です。
細かい話をすると長くなりますが、要は、「相手の気持ちになって考えましょう!」と言う事ですが、この場合の相手とは、ヤフーやグーグルの検索エンジンや検索ユーザーになります。
話をまとめると、SEO対策を始める前には以下のチェックが必要です。
SEO対策をしようと思っているキーワードの検索需要はあるのか?
SEO対策をしようと思っているキーワードのライバル数はどれぐらいなのか?
これらのチェックをした上でホームページを作成すると失敗のリスクを軽減できます